電子書籍「広島瀬戸内新聞: エコでフェアな世界をヒロシマから」出版

電子書籍「広島瀬戸内新聞: エコでフェアな世界をヒロシマから」出版!


http://www.amazon.co.jp/広島瀬戸内新聞-エコでフェアな世界をヒロシマから-さとうしゅういち-ebook/dp/B00ZPO9ZC0

 「広島瀬戸内新聞」?
 こんな新聞をご存知でしょうか?
 「なんじゃそりゃ?」という方もおられるでしょう。
 一方で、広島や新聞業界のことについてあまり詳しくない方なら「広島や瀬戸内海周辺の大きな新聞社のように思われるかもしれません。
 広島瀬戸内新聞とは、「1996年4月1日創刊のわたくし・さとうしゅういちが、本業の傍らで発行する広島県内を中心とするネット中心のミニコミ紙」というのが一番あたっているかもしれません。
 弊紙の理念は平和、人権、環境、地域。これらの関するテーマを主に被爆ヒロシマから一貫して取り上げてまいりました。
 平和であるためには、戦争がないだけでなく、すべての人が安心して暮らせる世界でなければならない。そして、生き物たちの命を無駄に奪うような世界であってもいけない。
 こうした思いで、「ヒロシマ」を軸に、訴えてまいりました。また、人権や環境、平和に関する活動をされているみなさんの活動を報道してまいりました。
 一方で、平和や環境破壊のない社会、人権侵害のない社会に逆行するような世界情勢、また国内情勢に対して、精いっぱいの警鐘も乱打してまいりました。
 弊紙も創刊から間もなく20年を迎えようとしています。また、広島が世界で初めて核による被害を受けて70年を間もなく迎えます。
 核兵器廃絶にはめどが立っていません。世界的にも紛争が相次いでいます。国内に目を転じると、戦後曲がりなりにも守られてきた日本国憲法の理念を投げ捨てるかのような政治情勢があります。そして、原発による大きな災害が2011年のフクシマで起きてしまいました。
 貧困も世界だけでなく国内でも拡大し、「本当の平和」の実現までは程遠い状況にあります。
一方で、戦争による犠牲者そのものは、次第に減っているという長期的な傾向もあります。
 そして、取材を続ける中で、今まで世の中で取り上げられなかったがゆえに、抑圧されてきたような「当事者」のみなさんの人権を勝ち取っていこうという皆さんには、一番勇気づけられました。
 こうした中で、ひとつの節目である2016年の創刊20周年や、2015年の被爆70周年を前に広島瀬戸内新聞の過去の記事・報道を再構成し、また必要に応じて加筆・注釈などを加えて出版し、未来への提言とすることにしました。
エコでフェアでピースな社会を。
 核兵器でも原発でも、ヒバクシャを出さない世界を!
 戦争も貧困もない平和な世界を!
 誰もが置き去りにされない社会を!
 生き物の命を無駄にしない持続可能な世界を!

主な見出し

はじめに「広島瀬戸内新聞」とは?・・・3

社主・さとうしゅういちと広島瀬戸内新聞・・・4

核も戦争もない平和な世界に。・・・7

もうひとつの日本を!〜地方から自民党政治新自由主義へ対抗提案!〜・・・46

ひとりひとりを大事にする男女共同参画社会・・・70

誰もが置きざりにされない社会に!貧困問題・労働問題・・・101

いのちを無駄にしない持続可能な社会に。〜美しい瀬戸内海をいつまでも〜・・・123

成長戦略から成熟戦略へ成熟経済時代の広島・日本の産業を考える!・・・138

憲法は国民が権力をしばるもの・・・ヒロシマ発庶民革命。・・・146

小選挙区制は日本を滅ぼす・・・151


災害に強い社会とは?・・広島土砂災害から学ぶこと・・・174

消費者から生産者へ 政治・食糧・エネルギー・・・156

ヒロシマの心活かす市民発・政界再編・・・171
特別追加1 広島カープ、「読売野球小型版」からの転換を・・・181

特別追加2 「安保法案」を廃案に 海外派兵より紛争予防・・・183