さとうしゅういち執行委員長 「爆心地出身・岸田外相は、イラン攻撃後参加ではなく核兵器でも原発でもヒバクシャを出さない世界へ全力を」

さとうしゅういちは5月20日、広島市東区新幹線口で街頭演説を行いました。
第一に、安保法制=戦争法制=海外派兵拡大法案については、
「今の国際情勢では、アメリカとイランが戦争になったら日本はアメリカに加勢し、イランと戦争するという宣言になる。」
と指摘。
「日本はイランともアメリカとも仲がいい国なのだから、両者の調整に入るべきだ。」
「イランも地震国。たとえ原発でもあっても核施設は危険。ヒロシマナガサキ、ビキニ、フクシマを経験した国として、原発ではなく再生可能エネルギー省エネルギーをイランにも奨め、協力したらいい。」
アメリカには、『自分がたくさん核兵器を持っているのにイランに因縁をつけて攻撃するべきではない』といさめるべきだ。」
安倍総理の海外派兵拡大法は、アメリカ内のイラン攻撃推進派を勢いづけてしまう。」
「この広島1区、爆心地出身の岸田文雄外相は、イラン攻撃参加ではなく、核兵器でも原発でもヒバクシャを出さない世界へ全力を挙げてほしい。」
などと訴えました。
第二に、労働法制改悪廃案を重ねて訴えました。
「労働者派遣法は正社員にも負担増加という形でしわよせがくる。」
残業代ゼロ法案も、『小さく生んで大きく育てる』と塩崎厚労相もいっている。年収1075万円未満の人にも襲い掛かってくる。」
と警告。
さらに、今回、裁量労働制が拡大されることも含め、過労死が増えることへの懸念を表明したうえで、
「今の日本では、必要なのは公正な待遇、そして適切な労働時間規制だ。」
「官僚の天下りはやめて労働基準監督官に転職させたらいい。そのほうが有意義な時間の使い方だ。」
「教育格差を是正し、奨学金返済のためにブラック企業に若者がしがみつかざるを得ない状況を改めよう」
などと提言しました。
第三に広島市長選挙で松井市長が大差で再選された後、かき船移転問題などで暴走していることを指摘。
「選挙で勝てば何をしていいというものではない。お役人にやりたい放題させたらいけない。」
と指摘。
「さとうしゅういちと緑の党ひろしまは、市議選で推薦させていただいた市議の皆様などとも連携しながら、松井市長に市民のための仕事をさせるようチェックしていく。」
などと決意表明しました。
https://www.youtube.com/watch?v=3wziXHMc8eg&feature=youtu.be