菅川洋・京野公子議員を激励し、社会保障のモデルチェンジを!

消費税増税反対・原発再起動慎重派で今回、民主党を離党した菅川洋衆院議員《比例中国、選挙区は広島1区》。

彼が今日の中国新聞に出ています。《選挙での国民との約束を大事にしたい》という菅川議員。





京野公子議員(秋田三区)http://www.facebook.com/kimiko.kyono
平智之議員(京都一区)http://www.facebook.com/tomoyuki.taira.16
ともども、ぜひとも激励しましょう!

好き嫌いとかそういう問題ではありません。

 小沢一郎と言う政治家で評価すべき点は、社会保障について「企業単位」を「個人単位」に改めようとした点です。

 もちろん、小沢さんには「小選挙区制度を推進した結果、今になって少数政党の自分たちが厳しい立場に立つ。」「1991年青森県知事選挙において、核燃料サイクルを推進した」などの問題点はあります。そのことは、おいておいて、社会保障改革については評価できます。

 乱暴に言えば戦後の社会保障の仕組みは「学校を出て大手企業や公務員になって60歳で退職する」という男性世帯主をモデルとしていました。

 もはや、モデル世帯自体が少数派になっている。ですから、これを改める。それにより、老若男女問わず、いろいろな働き方を無理なくできる環境を整備する効果が生まれます。そうすることが、「社会保障の支え手」も増やします。国の持続可能性も増すわけです。

 貧困問題も結局、大手企業正社員や公務員とそれ以外(特に非正規)の間で、社会保障格差がありすぎることが大きな原因になっています。それを解決するのも社会保障個人主義です。

 新進党時代に実はこの考え方を小沢党首は持っておりました。新進党政権なら、連合・自治労などの既得権に左右されずに、実現できた可能性はありました。当時の連合・自治労日本社会党自民党、さきがけと連立)を支援していました。

 野田総理橋本博明衆院議員ら、現民主党は、官僚に洗脳されてしまった。そのうえ、民主党新進党と違って連合・自治労の支援を受けているために社会保障改革の上でしがらみがあったのです。

 ただ、これからは、連合・自治労民主党執行部と心中する以上は、逆に、菅川さんらは、連合・自治労にお構いなく、社会保障改革に突き進めます。

 当然、我々緑の党とさとうしゅういちも、社会保障の考え方は「企業主義から個人主義へ」の移行です。それにより、多様な生き方を可能にするのです。この点は、菅川議員、京野議員らと共通していると思います。

 わたくし・さとうしゅういちにも小沢新党同様、連合・自治労のしがらみが全くありません。それどころか、2011年1月以降は、対立関係にあります。

 官僚や、連合・自治労のしがらみがない勢力が連携し、社会保障の改革を進めることも大事でしょう。

 それにより、多様な働き方が後押しされ、地域に活力も戻ります。

 もちろん、脱原発と言うことでも、おおいにご一緒していきましょう。世の中を変えようと思えば、既得権益護持の二大政党に対抗するために幅広く結集しなければなりません。

関連リンク
社会保障の企業主義が日本の活力を奪う
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社会保障の企業主義と保険料の逆進性こそ大問題
http://www.janjanblog.com/archives/30016