【さとう元委員長、2013参院選への決意(6)】閑間重松被曝の地で訴える

7月4日は夕方は小雨模様ですが、19時くらいから横川駅前で街頭演説を行いました。

2013年参院選は一年後。予行演習の形で、横川駅前で演説を行いました。

 「黒い雨」(井伏鱒二)の主人公・閑間重松が被爆したその駅前での演説で、原発・核のゴミ問題を中心に訴えました。ヒロシマナガサキ、フクシマと経験しておいて、さらに核のゴミにもだえ苦しむ状況をつくろうという野田総理ら二大政党幹部。彼らの古い政治モデルを捨て、モデルチェンジしなければ日本は本当に、ゴーストタウンになるでしょう。「今変えずして、いつ変える!」。



自転車の女子大生や、買い物帰りらしい年配女性、仕事帰りの年配男性多数がじっと聴いてくださいました。

大飯原発はトラブルにより発電先送りになっている。本当に大丈夫なのか?

原子力保安院は、昨日の安全を検証する会議で、大飯原発について、有識者からの意見聴取を先送り、肩すかしを喰わせた。

・何が何でも、原発再起動ありきである。

関西電力株主総会に出た友人によると、役員は暑苦しい背広姿ばかり。電力が足りないから節電、原発起動というが説得力なし!

・結局、原発が廃止になると、電力会社の資産がなくなり、ただのゴミになり会社が赤字になるのが怖い。

・しかし、そもそも、原発を動かしたら動かしで、核のゴミが増えるだけだ。テロリストにも盗まれてはいけない、地震で壊れてもいけない。そんな状態を10万年保とうと思ったら大ごとだ。従って、原発再稼働は未来に付けを先送りにしただけ。そしてそのツケは税金で国民がはらう。いまのような政治が続くなら、消費税はうなぎのぼりになるだろう。

・そもそも、原発のすぐそばで、大地震がなかったことが実は奇跡的な幸運。奇跡的な幸運を当てにするような政治は無責任だ。

・二大政党の談合に任せていたら、どんどん原発が再開され、核のゴミはたまり、消費税だけはうなぎのぼりになり、ゴーストタウンのような日本になってしまう。

・持続可能な日本にモデルチェンジすることが政治の責任だ。

・雇用については、廃止作業でも当面は雇用が生まれる。

・これからは地方でも若者が、東京の大手企業や官僚に頼らなくても働ける仕組みをつくればいい。

・東京も、過密で経済はうまくいっていない。小売業の売り上げの減少率は広島よりすごいし、高齢者の伸び率も広島よりすごい。老人ホームの場所もなく、にっちもさっちもいかない。東京中心の政治、東京後追いの政治はやめよう。

・実際、広島郊外では、自衛隊をやめて、農業をやりITで宣伝をしているような人がおられる。老若男女問わず、エコな形で無理なく働けるような仕組みをつくればいい。

・東京に若者を集中させ、新潟や福島から電気を送り、東京を中心に発展させたモデルはもうおしまいだ。

・新しいモデルで行くはずの民主党も、古いモデルに逆戻りし、自民党と談合している。

・二大政党は、県内でも、福山市長選挙で鞆の浦やホテル火災など失態続きの現体制を推薦し、恥じることがない。

・国政でも地方自治でも、談合政治から市民政治にモデルチェンジしなければ、日本は手遅れになる。昔の高度成長期やバブルの感覚でやっていたらダメだ。

衆院では、消費税増税に反対し民主党を離党した菅川洋議員、京野公子議員らは、再稼働にも反対・慎重だ。彼らを激励するとともに、3.11後も、島根原発三号機を推進する野田総理腹心の議員は仕分けよう!

・さとうしゅういちは、菅川議員も含む幅広い方々ととも連携し、原発のない日本を実現する。

・さとうしゅういちは、2013参院選広島県選挙区において、二大政党の壁を突き崩し、市民の手に政治を取り戻す先頭にたつ。

・組織もお金もないが、「今、国を変えずしていつ変える」と言う思いは強まるばかりだ!

原発のない、老若男女がそれぞれ生き生きとくらせる日本をつくる。

・政治家はあくまであなた方が雇い主。わたくしさとうしゅういちが初期の志を外れ、みなさんに対して聞く耳を持たなくなったら必ず打倒してください!それが民主主義というものです!