【再稼働反対】総理官邸前に連帯し、古市橋駅前で再稼働反対・議員仕分けを呼びかけ さとう元委員長

わたくし、さとうしゅういちは、6月22日18時半から、JR可部線古市橋駅前で、街頭演説を実施しました。

古市橋駅は、さとうしゅういちと同じく福山生まれの井伏鱒二作・「黒い雨」の主人公一家が、命からがら、1945年8月6日にたどり着いた場所です。

その駅前で、総理官邸を包囲している皆さんにも連帯して、お訴えをしました。

野田総理は、密室談合で、大飯原発三号機、四号機の再稼働を決めてしまった。大地震の危険が指摘され、免震棟なども整備が先送りされる中、強行しようとしている。そもそも、関西電力原発を動かそうとするのは、電力が足りないせいと言うよりも、原発がこのまま廃止されると、会社の資産である原発や核燃料がたちまち厄介なゴミになってしまい各電力会社が赤字になるからだ。」と指摘。
「それではたまらないということで、東電労組の新井委員長が『裏切った民主党議員には報いを』と脅かした。民主党の選挙は、かなりの部分を連合・自治労と電力総連で担っている。電力総連に逆らえない野田総理は、脅しに屈して、再稼働の決定をしてしまった。この国の政治は、ごくごく一部の大手企業やその労組の利権に左右されるようになっている。」と斬りました。
そのうえで、
「それでもあきらめてはいけない。広島には一区の菅川ひろし衆院議員のように再稼働慎重の民主党議員もいる。京都の平智之議員のように抗議して離党した議員もいる。まともな議員はフェースブックで友達になるなどして、励まそう。一方、この広島3区橋本博明議員のように、野田総理の腰ぎんちゃくで、いつも野田総理と晩飯を食っているような議員は「仕分け」しようではないか?」
と、再稼働慎重・反対議員への激励と、原発推進議員の「仕分け」を呼びかけました。

そのうえで、消費税問題にも言及。
「二大政党は、国民に対して、税金の使い道もろくに説明しないまま、増税を強行しようとしている。これでは、まるで、封建時代だ。アメリカでは昔、イギリスの王様が勝手に税金を上げようとしたので革命が起き、イギリスから独立した。それくらい、徴税権とは重いものだ。」と二大政党の幹部を批判。

「いまのようなデフレの時代に、消費税を引き上げたら、価格に転嫁できない中小企業も多いから経済は大混乱に陥る。衆院選では、消費税増税を推進する橋本博明議員のような議員は仕分けし、菅川ひろし議員のような反対派を激励すべきだ。さとうしゅういちは、6日前に、菅川議員に実際にお会いし、『どうせ、民主党はこのままではだめだ。最後まで筋を通してください。そのほうが歴史に名が残る』と励ました。」
「一方、橋本博明議員は、「未来への責任」とおっしゃっている。しかし、今、マニフェストを守りもしないのに、「未来への責任」もあったものではない。菅川議員らは激励し、橋本議員は仕分けしよう!」
「福山では8月5日に市長選挙がある。福山では労働組合と市長、議会の癒着で、鞆の浦架橋を強行しようとするなどの暴走が続いた。広島県の湯崎知事がストップこのたび、かけてよかった。しかし、自民党民主党も、労働組合出身で、このような計画を進めてきた現市長を推薦している。二大政党は一部の既得権益のための政党と言う意味で瓜二つだ」と指摘。

「経済がどんどん伸びていた時代、エネルギーをいくらでも消費できた時代ならいざ知らず、いまのような時代に、一部の官僚や企業幹部、労働組合幹部にばかり甘い汁を吸わせるような政治ではだめだ。
情報公開をし、市民の知恵を活かすような政治にモデルチェンジしないといけない。さとうしゅういちは、明日、福山入りし、福山のモデルチェンジをめざす市民の皆さんを応援してまいります。」

増税八百長相撲、原子力推進の八百長相撲ばかりの二大政党は見捨てなければならない。さとうしゅういちは、2013年参院選において、この広島県選挙区、改選数2の選挙区で、既得権益護持の二大政党にに議席を独占させてはならない、と考える。さとうしゅういちは、この広島県選挙区で「第三の選択肢」を示す先頭に体を張って立つ所存だ。」
「もし、さとうしゅういちが、当選して6年後に今の二大政党のように、利権集団の手先に成り下がれば、その時は、さとうしゅういちをぜひとも打倒してください」
と結び、演説を終わりました。