市長選投票率 29%から70%にアップし福山を変える!  候補者全国公募!

市長選投票率 29%から70%にアップし福山を変える!

http://www.janjanblog.com/archives/72118

2012年 5月 16日 18:04《広島》 【催し案内】 <公共事業> <市民活動> <政治・政党> <自治体> <選挙>
さとうしゅういち

福山市民及び福山市政を憂う有志20名あまりの「投票率70%で福山を変える会」は、5月16日13時から、福山市役所記者クラブで記者会見し、福山市長選挙(7月29日告示、8月5日執行)に向けての取り組みを発表しました。

 数野博世話人、そして同じく世話人のわたくしさとうしゅういち(佐藤周一=福山市生まれ、2011年1月末まで福山在住)から概略を説明いたしました。数野世話人は途中仕事の都合で退席、その後は、さとうしゅういちと事務局の方が主にお答えする形になりました。

福山市長選挙の投票率は2008年の選挙ではわずかに29%でした。
http://janjan.voicejapan.org/election/0808/0808114296/1.php
現職も実は、市民の20%程度の票しか得ていないのです。

会ではこれを70%に引き上げることをめざします。

問題点だらけの現市政。

市長・議会・自治労「談合三兄弟」から脱却できるか?福山市
http://www.janjanblog.com/archives/68611

これを変えようにも、投票率が低ければ、たぶん、現職が自治労などの組織票で逃げ切ってしまいます。そこで、投票率を上げないといけない。

そこで、市長候補を全国から公募し、市民参加のプロセスを経て、市政を変えることのできる市長候補を絞り込み、市民の関心を高め要というねらいです。アメリカの大統領選挙の予備選挙にも似たようなものです。

・5月20日から6月20日の一か月間、全国から市長候補を公募する。 
 (申込書、職務経歴書、小論文)
      日本国籍を有する、知見に優れ見識が高く改革心のある25歳以上の人
      かつ、特定の利権団体の影響を受けない人

・書類による第一次選考を経て、第二次選考を市内各地で開く公開討論会で行う(有識者・市民も参加)。

・7月29日の約2週間前をめどに候補者を絞り込む。

などを説明しました。

さとうしゅういちからは、
「福山在住時代、市民と市役所の距離が遠いように感じていたし、周りの人もそのように感じていると言っていた。市長選挙と言っても、遠いところで候補者が決まり、いつのまにか選挙があるという感じ。そして、市民もあまり市政には関心を持たず、何か問題が起きた時だけ文句を言うという感じ。投票率29%は低すぎると思う。

最近なんどか、帰省してみたが、駅前は金をかけてきれいにした割には、ビルに空きが多いなど、ちぐはぐさも目立つ。いい会社もいっぱいあるし、職員もそれなりに優秀だと思う。だけど、倉敷や尾道に比べてもまちづくりで見劣りする。

市政を変え、マネジメントをよくすることで、福山の潜在力を引き出したいと思う。」

「わたしは、いまは広島市安佐南区に移ったが、生まれ故郷の福山市の皆さんが、市政を憂えている、市長を変えないといけんという志をお持ちのことを知った。そして、このような企画を皆さんと一緒に進めたいと決意した。ただ、反現職で市長候補を出せばいいというのではなく、市民が市長候補選びに参加することで、民主主義の基盤をこの福山に作りたいと思う。」
等と申し上げました。

記者からは活発な質問がありました。

Q:「投票率70%をめざす根拠は?」
A:「周辺の尾道市府中市笠岡市では70%前後の投票率になっている。大都市の広島市でも49%。大阪市でも60%を超えている。人口46万の福山市は70%あってもいいと思う。」

Q:「選挙にはお金などはかかるし、準備などは?」
A:「われわれで、責任を持って選んだ市長候補は責任を持って応援する。事務所を提供できるような人はそうするし、お金がある人はお金、労働力がある人は労働力を提供する。それぞれのやり方でもちよって、やっていくのが市民運動。」

Q:「この会は政治団体か?」
A:「この会は市民団体である。」

Q:「すでに名乗りを上げている人もいるが。」
A:「そういう人も、是非応募してほしいと思う。ただ、では、そういう人の立候補を妨げるという意図はない。ただ、結果として、今の市政を変えたいという人が一本化できればいいとは思う。羽田晧市政ではまずいという人が、(本選挙に)たくさん出ると、共倒れにもなりかねないので。」

Q:「資金集めは?」
A:「会場に足を運んでいただいた市民の方から薄く広く、カンパを募る。また、故郷を憂えている福山出身者の方もカンパしやすいように、インターネットでのカンパの仕組みも整えるなど、工夫したい。」

なお、会のホームページは5月20日に公開予定です。(公開次第、リンクを張ります)。

2012年5月16日

福山市長選に向けての取り組み

投票率70%で福山を変える会    
世話人 数野 博              
世話人 藻谷 浩介(日本総合研究所)   
 世話人 大井 幹夫(太田家住宅を守る会)  
世話人 内藤 快範(西楽寺)        
世話人 佐藤 周一(広島瀬戸内新聞 社主) 
1.本会の目的

投票率70%以上による選挙を実現し、福山市を変える基盤をつくること。
 

2.市長選に向けての取り組み

(1)福山市長候補の公募

来る市長選において、現在の行政を刷新し、各種施策の推進や組織運営のトップとして高いマネージメント能力を発揮し、最小限度の市民負担で夢のある地域を創造することを標榜する市長選立候補の希望者を全国から公募する。

(2)市民にわかりやすい公開討論会の開催

市長選前に、市長選立候補予定者による討論会を開催する
        (予定テーマ:「市政の問題点および市の未来ビジョン」)
(補足説明)
昨今の福山市政は、衰退を止められない福山駅前再開発問題や、風光明媚な鞆に大型道路や
架橋を築造しようとするなど、市民からみると理解し難い施策が目立ちます。これらは、
明らかに民意を欠いた施策を実施した結果であります。市政についての議論にタブーの
ようなものがあり、風通しのよい議論ができず、市民の意見が反映されないという声を
耳にします。今後の市政においても、伏見町の再開発や駅前の活性化対策など、市の発展を
左右する課題が目白押しです。多くの市民が自由で風通しのよい議論ができ、真の民意を
反映した明確な意思決定プロセスを経て、市政の諸問題に向かい、希望ある未来の福山を築く
ことが、今、求められているのではないでしょうか。

3.福山市長候補の公募について
(1)公募内容

  本会の趣旨に賛同の上、福山市市長選立候補を希望する候補 (複数可)

   * 本会は選考の結果、最適の1名を推薦する予定ですが、すべての候補者の市長選立候補を
妨げるものではありません。

(2) 応募資格    次の要件を満たす人が応募できます。
    日本国籍を有する、知見に優れ見識が高く改革心のある25歳以上の人
      かつ、特定の利権団体の影響を受けない人、

(3) 選考方法
1) 第1次選考(書類選考)職務経歴書、小論文等に基づき個別面談を行い審査します。
適性、能力、意欲等について面接を実施します。
      選考結果は応募者全員に通知しますが、書面審査で不適格となる場合もあります。
2) 最終選考
       一次選考の適格者による公開討論会(日時:6月20日〜数回 場所:福山市内)
によって、最終決定を行います。なお、公開討論会には、応募者以外に本会が招聘する
有識者や市民などが参加することもあります。

(4)申込方法
1)受付期間 2012年5月20日から2012年6月20日まで(30日間)
2)提出書類 (1)公募申込書 (2)職務経歴書
           (3)小論文  テーマ「福山市の課題と将来ビジョン A4判サイズ(枚数自由)」                    
    3)提出先
  投票率70%で福山を変える会  事務局 宛 携帯TEL.070-5671-3111(中川)
※提出方法 ホームページにアクセスの上、Email(info@f-koubo.main.jp)へ送付して下さい。(注意事項等)
 (1)提出書類の返却はいたしません。なお、提出書類等により
   知り得た個人情報については、選考以外の目的には一切使用しません。

申込書等の入手方法
1)以下の書類名をクリックしてダウンロードしてください

   ①公募申込書  ②職務経歴書(市販の書式でも結構です。)

その他
1)合否のお問い合わせにはお答え出来ません。
2)応募資格がないことが判明した場合、もしくは、提出書類の記入事項が偽りであることが判明した場合は、推薦を取り消すことがあります。

4.公開討論会の開催について

6月中旬より7月にかけて、市内4〜6ヶ所において、福山市長選立候補予定者による
公開討論会を企画し、実施する予定です。なお、公開討論会には、応募者以外に本会が
招聘する有識者や市民代表などが参加する可能性もあります。

5.その他

(1)ボランティアの募集:
本会の活動趣旨に賛同し、運営の手伝いをしていただけるボランティアを募集致します。

     応募先: ホームページをご参照ください。

(2)公開討論会の開催に協力してくださる団体の募集
弊会との共催、もしくは後援を希望する団体を募集致します。

                            (以  上)