【そして誰も自分のために闘うものはいなかった】

【そして誰も自分のために闘うものはいなかった】
派遣切りがあったとき、自分は派遣労働者ではなかったので声を上げなかった。
小泉純一郎が田舎者を叩いたとき、都会人の自分は拍手喝采してしまった。
石原慎太郎が年配女性に暴言を吐いたとき、自分は年配女性ではないので声を上げなかった。
橋下徹が公務員を叩いたとき、自分は民間労働者なので拍手喝采してしまった。
麻生太郎が彼の同級生の健康状態について暴言を吐いたとき、自分は年配男性ではなかったので声を上げなかった。※
松井一郎が議員給料を下げたとき、その分の御利益が民間労働者に回ってくると思い込み、拍手喝采してしまった。
片山さつきが貧困高校生に暴言を吐いたとき、自分は高校生ではないので声を上げなかった。
植松聖が障がい者を大虐殺したとき、自分自身は、障がい者ではなかったので、植松被疑者を精神障害者呼ばわりして安堵していた。
長谷川豊が人工透析患者に死ねといったとき、自分は糖尿病でないので、声を上げなかった。
「フツーの民間サラリーマン」だったはずの自分が、年を取り、病気で働けなくなったとき、誰も自分のために闘うものはいなかった・・。
※「たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」