橋下維新は「国を変える」会にあらず!

橋下維新は「国を変える」会ではなく「大阪のため」の会
2012年 3月 25日 09:33 《 日本 》 《大阪》 【取材ニュース】 <地域> <政治・政党>
さとうしゅういち

橋下徹市長の「大阪維新の会」は、日本国を変えるための組織である。

このように考えている方は、橋下シンパでもアンチ橋下でも多いのではないでしょうか?しかし、実際にはそうではない。

わたしの中国地方のある友人は、いまは議員ではないが、国を変えたいと考えて、地元の地方議員をめざしています。彼は大阪維新の会に入会したいと考えていました。その彼に取材しました。

友人は、大阪維新の会に電話し、「国を変えるために大阪維新の会に入りたい」と伝えました。

すると、大阪維新の会の人は、こう答えたそうです。

大阪維新の会は、大阪のための会であって、日本を変えるための会ではありません。あなたが、大阪府民でなくても、地方議員として、何か大阪のためにできることがあれば、入っていただけます。」
「あなたには、われわれと何か利益交換できることはありますか?」
と、けんもほろろな対応でした。

友人は激怒しました。
「地元の有権者に支持をいただきながら、大阪のために利益を供与しろとは、おかしな話。有権者への裏切りだし、地方議員はそもそも、地元の自治体の代表。大阪のための代表ではない。」
大阪維新の会が、国政進出を狙っているのも、国民のためではなく、大阪のためなのだろう。こんな人とは一緒にやれない」
と吐き捨てました。

友人の話が本当だとすれば、大阪維新の会の志は低いしセコい。「大阪に利益誘導さえよければ何をしてもいい。」ということです。わたしに言わせれば、橋下さんは、自分さえよければ何をしてもいい、ということなのでしょうが。それでも、民主、自民ともにダメだという中でばか受けしているのが頭が痛いところですが。

ともかく、「大阪のための会」というのが、大阪維新の会の実像です。橋下シンパのみなさんもアンチ橋下のみなさんも参考にしていただければ、とおもいます。

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