増山麗奈さんが「反貧困世直し集会」報告

昨年は、「ロスジェネツアー」で、また今年夏は、「桃色のジャンヌダルク」上映会で、広島に来られた増山麗奈さんが「反貧困世直し集会」に参加されました。その報告です。

反貧困世直し集会について 

写真は 女性と貧困ネットワークの方々と。(元常陽新聞記者・崎山勝功さん撮影)

こんにちは。昨日は明治公園で反貧困・世直し大集会に参加させていただきました。
移動支援フォーラムさんのブースを間借りさせていただき、絵や本、似顔絵の販売をさせていただきました。会場では奴隷4号の方(以前私の個展で奴隷認定書を買ってくださった方)と初対面させていただいたり、何故か会場の前で四つん這いになった男性諸君を踏みつけるパフォーマンスをしてカンパを頂いたり・・何処に向かっているらわからないけれど、楽しかったです。

会場ではあしなが育英会から奨学金をもらっている高校生の話を聞いたりしまして、心が握りつぶされるような気がしました。
本来は恋をしたり、部活をしたり、勉強をしてゆっくり人生の事を考えたりする高校生が、
一人親のお母さんが朝も夜も働いて、どんどんやつれていくのを心配している。
親に遠慮して進学を諦めようとする。
そういう話を聞いて、涙腺崩壊。ああ力になりたい。
日本での子供たちの貧困率は、
七人に一人。
一人親家庭貧困率は58パーセント。

大人も大変だけれど、罪の無い子供たちが苦しむのは本当にイヤです。なんとか助けたいと思います。いつか万が一ウチのダーリンが戦場でなくなって私がシングルマザーになったとき、やっぱりあしなが育英会を利用させていただくかもしれないから,その時まであしなが育英会が存続しているようにという個人的思いも込めて。いやいやそのころには大学まで教育費無料にさせたいですがね。

注)すばらしいことに、あしなが育英会奨学金は、利息なし!期限は20年。なんだそうです。いっそのこと、返済なしの奨学金があればいいのにね。
あしなが育英会HP

会場では絵の依頼がありました。この絵が売れたら、一割をあしなが
育英会に募金するぞ!決めた!一割、少ない?いやいや、このぐらい無理の無い感じの循環からはじめましょうよ。うちの子たちと年を越すためにも、母ちゃんがんばんないとさ!

私だけじゃなく全ての企業が儲かった分の一割ぐらいを、社会の中の弱者のために還元すれば良いのにねっ!(武富士の倒産は計画的なもので過払い金を払いたくないから、倒産させたとのはなし赤旗の記者の方に聞きました。武一族はいまだ巨万の富を抱えているそうです。そんなんぺんぺん草一つ残らず、痛めつけた生活弱者のために没収+還元しろって感じじゃない?)


いつか新潟で地震のとき、仮設住宅のある柏崎市に募金をしたいということで、ライブの収益を全額柏崎市に寄附したことがあります。その時は本当に少ない金額で一万円とかだったんだけれど、それから地元のアーティストの方が,私達のマネをして震災の救援募金のためのボランティアライブを何度か行ってくれたそうなのです。種をまいたという意味で、一万円は一万円以上の価値を生み出したのだ。うれしかった。

麗奈おねえさんは、実行力があってやさしい、甲斐性のあるアーティストになりたいのさ。