法務省が偽装請負!

10月8日共同行動フォーラム「今しかない!派遣法抜本改正」(なにわユニオン呼びかけ、エル大阪)にさとう委員長が参加。

会場到着は20時過ぎとなり、基調講演は聞けませんでしたが、当事者からの訴えを伺うことができまそた。

ダイキン工業は、派遣期間後には、2年11ヶ月直接雇用し、解雇。しかし、新たに200人を雇うという、せこい脱法行為を行っています。

刑務所の業務委託で働いていたが、解雇された管理栄養士さんは、神戸刑務所=法務省が、偽装請負をしていた実態を告発しました。

会社は、2000人もの受刑者の栄養管理を請け負っていました。しかし、実際には、刑務官の指示で動かないといけない。請負ですから建前は、会社からの指揮命令を受けるのですが、現実にはいちいち、会社に伺いを立てていたら仕事にならないのです。

そうこうするうちに、交代(事実上の解雇)を言い渡されました。

この管理栄養士さんは、ユニオンの助けを借りて、団体交渉を申し入れました。しかし、団体交渉を刑務所は拒否。

結局、現在は、神戸地裁に提訴し、係争中です。

「いつも仕事があるなら、直接雇用すべき」と訴える彼女の言葉は説得力がありました。

この他、毎日コミュニケーションズに派遣登録していた方たちからも訴えがありました。