「靖国弾圧を許すな!警察は2名をただちに釈放しろ!8・26緊急集会」

靖国弾圧を許すな!警察は2名をただちに釈放しろ!8・26緊急集会」

○日時:8月26日(木) 午後6時半開場  7時〜9時
○場所:渋谷勤労福祉会館2階第1洋室
(渋谷区神南 1-19-8)
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kinro.html
○主催:815救援会(2010)
http://blogs.yahoo.co.jp/kyuen_815
○内容:
「815事件」概要/被弾圧者の状況/公安条例とは何か/アピール
 ※被弾圧者が解放された場合には奪還集会に切り替えます



8月15日、靖国神社での追悼儀式に抗議しようとした2名が不当逮捕されまし
た。警察によるあまりの重警備に抗議を断念し、半蔵門駅に向かって帰る途中の
ことでした。

それから10日、2名はそれぞれ「公安条例違反」「公務執行妨害罪」の嫌疑で
警察署に留置され続けています。警察は彼らを長期に勾留して日々5時間にわた
る「調べ」を名目とした嫌がらせを繰り返し、うち1名の自宅を捜索していま
す。「おまえらの声は市民に届いていないぞ」「お盆に靖国神社に参拝すること
は日本人の風習だ」「逮捕はいい機会だから考え直せ」「仲間は自分のことだけ
しか考えていないぞ」「お前のことを真剣に考えているのは検察官と公安だけ
だ」取調室で繰り返されているのは、事件とはまったく無縁の嫌がらせです。

本来、「現行犯罪」での逮捕では警察が収集すべき証拠はすべて現場にあるはず
です。よってこれ以上の勾留や捜索は無意味であり不要です。まして2名の思
想・信条に立ち入り、本人を貶める言動を繰り返して誘導や圧迫を加えること
は、黙秘権の侵害であり「調べ」でもなんでもありません。警察は2名の勾留を
ただちに中止し、不法な取り調べと捜索について謝罪し賠償すべきです。

公安警察が引き起こしたこの不当逮捕事件は、靖国神社に反対する意思自体を攻
撃するものです。靖国に抗議する者を狙い撃ちにした逮捕は、死者を利用し、植
民地支配を正当化し、人殺しを誉める神社への反対を妨げようとするものに他な
りません。思想・信条や表現の自由を重視する立場としても、そして戦争や植民
地支配に反対する立場からも、私たちはこの逮捕絶対に認めることができません。

救援会は逮捕された2名への弁護士接見、差し入れを支援しながら、即時釈
放を求める活動を続けています。この集会を持つことで今回の弾圧の意味を議論
し合い、いまだとらわれている2名への更なる支援を強めて行きたいと考えてい
ます。また、これまで弁護士費用含めて救援活動に多額の費用がかかっていま
す。みなさまには緊急集会への参加と救援会へのさらなる支援をお願いします。

2010年8月22日
815救援会(2010)