期間従業員の組合加入を決定 マツダ労組、臨時大会で

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期間従業員の組合加入を決定 マツダ労組、臨時大会で
 臨時大会で期間従業員の労組加入を正式決定し、記者会見するマツダ労組の高松俊二委員長=5日夜、広島市

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 元期間従業員による無差別殺傷事件が起きたマツダ広島県府中町)のマツダ労働組合(約2万人、高松俊二委員長)は5日、広島市で臨時大会を開き、期間従業員の労組加入を3分の2以上の賛成で正式決定した。国内自動車メーカーではトヨタ自動車労働組合に次いで2例目。期間従業員の仕事や生活の相談に応じ、労使交渉での待遇改善に取り組むのが狙い。

誤解の無い様に申し上げますと、引寺被疑者による暴走事件が起きる前から、すでに、期間従業員を組合員にする方針は固まっていました。大会でこれを正式決定した、ということです。

もちろん、事件の前の段階でも、これに対して、「今まで、散々調整弁にしておきながら、今度は組合費を取るのか?」などという不信感も結構あったのは確かです。

 官製ワーキングプアが増えている公務員もそうなのですが、労組幹部も、正社員組合員もそうしたことを頭においておく必要があります。

 あくまで、まずは、期間従業員のため。そのことが回りまわってもちろん、自分たちのためになるわけです。

マツダ工場内暴走事件の衝撃