派遣切りが教えてくれたもの

 派遣切りが教えてくれたもの
派遣村・反貧困・ユニオンとの出会い
6月20日(日)10時〜12時イコールふくやま(ロッツ地下)大会議室!

「友達なんかぜったい作るまいと思ってきた。でも、いま、仲間の存在が本当に有難い。」 
2008年、突如ニュースに登場したことば「派遣切り」。今回、福山に派遣切りの当事者である鈴木重光さんにお話していただきます。
鈴木さんは三菱ふそうで四年間働いてきました。しかし、派遣切りに直面。職場の同僚とともに個人で加盟できるユニオンに加入し、いまは派遣切りの不当性を裁判で争っています。いまでこそ、鈴木さんは明るく活動していますが、派遣で働いた四年間は、笑顔ひとつ見せませんでした。それは派遣という働き方に原因があります。
派遣は、細切れ契約で、常に不安定な雇用状況におかれています。しかし、それだけでなく、鈴木さんのように人間関係さえもかんたんに遮断するのです。
今回、福山で鈴木さんに派遣という働き方について語ってもらうとともに、派遣切り後、派遣村での活動・反貧困運動との出会い・ユニオンでの活動についても語ってもらいます。
どうか、鈴木さんの語る言葉を通して、現在の若者が直面している状況・そして、その中でも立ち上がり闘う若者の姿を見てほしいと思います。

なぜ、福山でやるの?
 派遣をはじめとする非正規雇用は、とくに工業を主体とする福山のような地域にこそ多く見られる問題です。非正規キャラバンメンバーの一人が広島県府中市出身で、福山の高校を卒業していることから、第一回の開催地になりました。多くの広島県東部の方に若者の状況を知ってもらいたいと思っています。
*主催の「活動家一丁あがり」とは、次世代の活動家(労働運動・反貧困運動など)を目指して作られた講座です。反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠さん、首都圏青年ユニオンの河添誠さんなど、さまざまな方から活動について学んできました。非正規キャラバンとは講座の仲間で結成されたグループです。

資料代 500円(非正規のかた・学生は100円、生活困窮者は無料)お願いいたします。

 主催 活動家一丁あがり講座「非正規キャラバン」グループ
                共催・後援 クオータ制の実現をめざす会ふくやま

参加ご希望の方は、事前にご連絡いただければ助かります。   連絡先 mla70550@nifty.com
もちろん、当日参加も大歓迎です。                090−6961−3761(おがわ)