さとう委員長、「ホッとルームふくやま」の総会に出席

5月22日、イコールふくやまにて、DV問題に取り組む「ホッとルームふくやま」の総会に出席しました。

http://ww52.tiki.ne.jp/~soseisha/hotroom/

記念講演は「デートDVひろしま」と共催で、上村茂人さん(岡山のウィメンズクリニック・かみむら)のお話しを聴きました。

ウィメンズクリニック・かみむら
ウィメンズクリニック・かみむらは「全ての女性の心と体をサポートする岡山市にある女性総合診療クリニック」で、「女性の誰もが安心して相談・診察・検査・治療がうけられる「かかりつけ医」」をめざしています。

上村医師は、メールで、子どもや若者の相談を受け付けておられます。

1日百通くらい、メールによる相談があるそうです。なかなか、親には相談しにくいのが、実情です。

また、中学生になっても性行為で妊娠するかどうかもわからないこどももいるのが実情だそうです。

知識を教え、子どもが発達段階に応じ消化していくしかない、ということです。

最近では高速道路のが土日に1000円になったことを受けて、クルマを持つ男性が、出会い系サイトでであった女子高生のところに、すぐにクルマで駆けつけ、レイプに及ぶこともあるそうです。

ただ、上村医師は「携帯を持たせない、などの対応は不毛。親も携帯を子どもと一緒に楽しみ、サイトものぞくなどしないと子どものことは理解できない。」と指摘しました。

また、恋人間の暴力である「デートDV」は、「進学校だから、成績がいいからおこらない」問題ではないということです。

また、岡山大学の学生が、寸劇を演じられました。デートDVがどう起きるか、迫力ある演技を拝見しました。

「異性友達の携帯アドレスを消せ」「同性友だちと一緒だというなら、証拠写真を送れ」など。

また、「若者の間でも相談にのる人がいたら力になる。」ということを、劇を演じた岡山大学の学生さんもいっておられたのは印象的でした。これは、昨年、さとう委員長が訪問した韓国でも、同級生に性教育をする役目の中学生を育てることに取り組んでいたからなおさらうなずけました。