【衆議院秋田三区 三井マリ子に敬意を、京野公子に断固たる支持を！】さとうしゅういち元委員長声明
【衆議院秋田三区 三井マリ子に敬意を、京野公子に断固たる支持を！】
衆院選秋田三区。
わたくし、さとうしゅういちは、前回２００９年衆院選に続き、京野公子さん（現職、国民の生活が第一=写真左、２００７年北秋田市にて=）を引き続き、断固として応援します。
この秋田３区は、民主党秋田県連が、北欧研究家の三井マリ子さんを擁立する方針を固めたそうです。
正直、男女共同参画では師匠のひとりである彼女の今回のご行動には、断腸の思いです。
結果として師匠に弓を引くことになる。それもまた、やむを得ない。
わたくし・さとうしゅういちは、三井さんが豊中市などを訴えた「館長雇止め・バックラッシュ裁判」において、三井さんを支援。全ての口頭弁論、判決を含む法廷を「１５戦全勝優勝」しました。
しかし、それと選挙は別です。
今日、１０月１５日、京野議員、三井さん双方に、わたくし・さとうしゅういちの「断固として京野公子を支援する。」方針を電話で本人に伝えました。
わたくし、さとうしゅういちは、２００９年衆院選では、前年度も含めて３度、飛行機で広島から秋田まで乗り込んで彼女を応援しました。人家がまばらなところでも、京野さんの応援演説を行い、聞いてくださった方が多かったことに、とても感動しました。
京野陣営の応援マイクは、派遣切りに遭った若者も握りました。
失業者や若者らが応援弁士に・秋田３区
民主・京野陣営、現場の声を届けようとユニークな選挙運動
http://janjan.voicejapan.org/election/0908/0908249229/1.php
いままでの政治では取り残されてきた人たちの声を活かす姿勢に感動しました。
かくて、彼女は、秋田県で戦後二人目の女性国会議員に見事になりました。京野さんは、当時から脱原発の立場に近く、民主党在籍時代にも、原発輸出を可能にする原子力協定に反対票を投じています（広島県の佐藤こうじ参院議員は棄権）。
原発輸出反対で信念貫いた秋田3区・民主党・京野公子議員
http://www.janjanblog.com/archives/58046
さらに、さとうしゅういちが力を入れていたとくに若年労働者の非正規問題、子どもの貧困などにも積極的に取り組んでおられます。
消費税については増税反対の立場です。この点でも、さとうしゅういちと一致します。
先行した復興増税でさえも、有効には使われていない日本の現実。これをなんとかするのが先ではないか？
そして、デフレ期に増税すれば転嫁しにくい中小企業はバタバタ潰れる。
それこそ、増税後に破たんしたギリシャのようになりかねない。
また、同じ増税でも、金融取引税や環境税（もっと本格的な形で）のほうが持続可能な社会の税制として、優先すべき姿である。とくに前者は、EU１１カ国も導入に同意しているし、日本でも多くの自民党議員も含めて推進しているので現実性はある。
などの認識で京野さんと一致しています。
前回に続いて、京野さんを推薦しない理由はまったくありません。
見知らぬ土地で、京野さんのために、汗まみれになって駆けずり回ったことを今でも悔いていません。
行政現場で矛盾を感じ、「もっと多様な声を政治に生かしたい、そのことを通じて、日本の行政を市民目線に根本的に変えたい。」と願っていたさとうしゅういちにとり、「農村部からも女性国会議員を！」というのは、悲願そのものでした。その後、地元広島でも、三次市から甲奴町を地元とする女性市議を仲間から誕生させることができました。
わたくし、さとうしゅういちは筋を通しつつ、状況を良くするために柔軟に対応します。
もちろん、民主党でも、たとえば自民党と事実上一騎打ちの群馬三区では、脱原発、エネルギー革命＝「ヒロシマ、ナガサキ、そしてチェルノブイリ、フクシマを繰り返さない」柿沼正明さんにエールを送ります。
参議院にさとうしゅういちを送っていただければ、若手・女性議員を中心に、他党ともつながりをひろげ、脱原発はもちろん、日本の行政を市民の手に取り戻す、先頭に立ってまいる覚悟です。
しかし、そのためにも、連携する相手の議員に頑張っていただかないといけません。
こうしたスタンスから、さとうしゅういちは、秋田三区のみなさまにおかれましては、京野公子さんへの支援の輪をこれまで以上に、広げていただきたい、と考えます。選挙区外の皆様におかれましても、秋田三区は京野公子さんへの支援を、お願い申し上げます。
もちろん、これまでに女性の政治参画を進めてきた三井マリ子さんへの敬意は忘れません。
繰り返します。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
以下、京野議員ブログ。
http://yaplog.jp/galinaisno1/archive/1644
我が選挙区に刺客決定！October 13 [Sat], 2012, 22:28
前から情報は得ていたが、今朝の秋田魁新報に、秋田県第3区に民主党公認候補決定とのニュースが掲載された。
その方は、三井マリ子さんという方。
とよなか男女共同参画センターすてっぷの館長に就任後、雇い止めになり、雇い止め裁判、あるいはバックラッシュ裁判、と言われる裁判の原告として戦った方である。秋田県に女性議員を増やそうという運動体があって(私もそのメンバーなのだが)そのグループで、裁判支援のため、講演会を秋田市で開催したり、カンパをしたり、同じ女性として、仲間たちと支援をした。勝訴した時は、良かったね、と喜び合った。一昨年、ノルウェーに関する著書の出版祝賀会に際しては、私も招かれてともに祝った。また、当選後、国会事務所に早速お寄り戴いた事も記憶に新しい(残念ながら、私の不在中だったが)。そんなこんなで、ご縁のある方が、私の刺客として、我がふるさとにご降臨遊ばす、ということは、意外なことではあるが、光栄に思う。
