生存のためのメーデー2011の報告
生存のためのメーデー2011の報告です。
2008年から3年連続で「原爆ドーム前」を会場としてきた生存のためのメーデー広島ですが、今年は、中国電力本店前を会場としました。
原発事故の影響で、広島でも、派遣切りなどの影響が出ています。原発が今、まさに生存権を脅かしている状況に鑑み、中電本店前を会場としました。
わたくし、さとうしゅういちは、これより前、地元(現住所かつ本籍地)の安佐南区旧祇園町(祇園、長束、西原)を自転車で回り、通常の政治活動の一環として五カ所での街頭演説と個
別面談を実施しました。
脱原発をメインに、復興名目の消費税増税反対、若者の雇用対策、地元広島の安佐南区におけるきめ細かな防災対策の提案、TPP反対などを絡めながら、訴えました。
http://hiroseto.exblog.jp/14706682/
演説終了後、周囲の事業所やご家庭を訪問し、今後四年間の「さとうしゅういち」の政治活動へのご指導をお願いしました。
そのまま自転車で祇園大橋を渡り、西区を経由して、中区の中国電力本店前には11:30かっきりに到着しました。
伊達純さん、そして、地元安佐南区のさとうしゅういち後援会の方も合流。少数ながら、メーデーのアピールを開始しました。
さとうしゅういちは、選挙時に使用した「さとうしゅういち」のタスキをかけて、選挙活動とほぼ同じスタイルで演説を行いました。普通に政治家が演説しているのを想像していただければ結構です。
内容は、祇園町内で行ったものとほぼ同じです。
敢えて違う点があるとすれば
「アメリカ言いなりのTPPに日本が加入すれば、この中国電力だって乗っとりの危機に晒されかねない。そして、中国電力の正社員のみなさんだって、契約社員、派遣社員に置き換えられるかもしれないのですよ?!」
というくだりを付け加えたくらいでしょう。
そんなに過激な内容ではありません。否、原発批判、中国電力批判よりもむしろ、菅政権が進めるTPPや消費税増税への批判の方が、我ながら激烈を極めたと思うくらいです。わたしの専門分野が、元々、経済、財政や労働、福祉等です。原発問題はかなり伊達さんに譲った感があります。
が、演説開始直後に、警備員が電話連絡をする様子が見えました。すぐに、広報担当の桜井さんらしい人物と、男性年配社員、緑のスーツの女性年配社員が玄関の外で私の演説を聞き出しました。
しかし、我々が、整然と中電本店前の横断歩道脇の歩道の車道よりの橋に陣取っていたために、中電側は何もできませんでした。ただただ、じっと二時間、我々のアピールを聞いているだ
けでした。
伊達純さんは、さすがに、原発問題を運動課題のメインの一つされているだけあり、原発にしぼって、アピールされました。
伊達さんは、
「野宿者や派遣切りの人が自己責任だと批判されることがあるが、東京電力こそ自己責任を問われるべきだ。」
「被害者への補償は消費税増税ではなく、東電や原発を推進した政治家や官僚等の私財でまず行うべきだ。」
「点検漏れやデータ改ざん等を行ってきた中国電力は信用できない。」
などとボルテージを上げていました。